"The more you know,the less you need."(知れば知るほど、必要なものは少なくなっていく。)・・・・・・・・・・・・・
 
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最近、全国B級グルメがはやりですね。富士宮の焼きそばにはじまり厚木のホルモンなど…。栃木には足利市を中心として蒸かしたポテト入りの焼きそばがソウルフードとしてあります。

今は番組終了となってしまいましたが、昨年テレビ朝日の午前の番組で「ちい散歩」のような番組がありまして、足利市にある藤生商店(ふじゅう)というおばあさんが40年以上もやっている駄菓子屋兼焼きそばやが紹介され、3丁目の夕日に出てくるような味のある屋号も出ていないその店構えに、自分の琴線がバチンと触れてしまい、強烈に訪問したくなった思い出があります。

上毛電鉄でデハ101の乗車を楽しんだあと、再び車庫で夕陽を浴びながらデハの撮影をするのも楽しそうだったのですが、栃木の足利なんて、思い立ってもなかなかいけないところなので、挨拶もそこそこに中座させていただき、一路、足利市内へとビートルで急いだのでした。

事前の下調べだと、営業時間は11:00~18:00となっていました、ワーゲンにとりつけてあるGARMINで住所を設定し、目的地への到着時間は17:30、これは渋滞なしの場合ですので、多少ずれるでしょう。土地勘の全くないことろ、果たして18:00までに着けるのか、それとも早じまいをして空振りに終わるのか、不安が脳裏を横切りますが、そこは管理人、ハンドルをにぎり、足利へ…。

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17:45にお店に到着しました。まだ明りのついている店内をそーっと見るとおばあさんが一人後片付けをしている様子でした。悪いなと思いながら、まだ焼きそば食べれるか聞くと、いいですよ、焼きますよという返事があり、中で食べれるか聞くと食べれるよということで、ギリギリあの念願の藤生商店への訪問がかないました。

夕刻で写真が不鮮明ですが、ご勘弁ください。

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年季の入った建物、なんて味があるんでしょう、テレビで見たとおり、屋号もなく、入口入ってすぐにアイスの保冷機が鎮座し、その上に売り物の駄菓子は数点、奥に小さな厨房がありました。

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こんな場所がまだあったなんて…。昭和にタイムスリップです。
おばあさんはここでお店を初めて今年で43年になるそうです。

「よく来たな、まだあいていてよかった、よかった、昨年テレビに出たんだよ、あれはすごかったよ、え、そうかいお兄さんもテレビみたんかい。そーかい、そーかい。まだあいてよかった、もっと早く来ないとねー。」

という具合に、たぶんきっと、そう今日最後の客だからでしょうか、おばあさんはいろいろと話をしてくれました。

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出窓の掃除は特に丁寧にするそうです。お店の看板部分だもんね。
残念ながら管理人のポカでポテト入りにするのを忘れていて、普通の焼きそばになってしまいましたが、この藤生商店の特徴は肉はあらかじめ下ごしらえしていて、甘く煮てあり、通常のソース焼きそばのように麺と一緒にソースで味付けするのではなく、焼きそばをお皿に盛った後、最後に肉を盛り付けるところです。あとは焼きそばに煮汁を足すのも独特です。(煮汁を入れたからといってもんじゃのようにドロドロになることはありません。)

さらに注文方法も独特で、たらふく食べた管理人(本当にお腹いっぱい)でも400円です。400円でそば玉が9つ(といっても通常サイズを9つではありませんが、かなりの量)で最小単位は100円で3つ。それで卵が40円で肉が60円です。例えば予算が400円で肉多めがいいときは、200円分のそば玉に肉200円分と注文すると、肉が山盛り、また、そば100円分に肉300円分でリッチな気分に浸ることができ、材料の多い少ないをお客さんが決めて、自分オリジナルの焼きそばをその都度作ってもらうことができます。これは子供相手の駄菓子屋さん的発想ですね。

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自分はそば300円分、たまご40円、肉60円分にしました。お味は失礼ながらとても駄菓子屋とは思えないほど上品でおいしく、まぁ本格的な焼きそばにはかなわないけど、なるほど肉を売りにしているだけあり、お肉はおいしいです。全体的なバランスがいいというか…。あまり褒めると当ページを見て行かれた方が評価がおかしいといわれるので、あくまでも駄菓子の延長線上にということで…。

でも小腹がすいたときにはもってこいなソウルフードですね。
おばあちゃん、歳は教えてもらえませんでしたが、80歳くらいですか?正月の元旦と2日を休む以外、毎日11:00~18:00まで43年間やっているそうです。今日も11:00から15:00くらいまではぶっ通しで焼きそば焼いていたといいます。

「忙しいときはアイス食うまもね、わたしは仕事が好きなんだ、この仕事が嫌だとは一度も思ったことはいなよ、お客さんに怒られたこともないけど、毎日片づけを終えると、また明日も焼きそば焼きたいなって思うんだよ、」

この一言がずしっと管理人の心に響いたのでした。
あまり長いするとと思いながらも焼きそばを食べ終えた後もおばあちゃんと話をしてしまい、結局お店を出たのは18:45くらいでした。

「またきな。でもいつまでもやれんぇから、はやめに来てね」
というおばあちゃん、店の電話番号を教えてくれ、見送ってくれました。

上毛電鉄といい、この藤生商店のおばあちゃんといい、温かい人情に、しばらく群馬、栃木通いを予感させる一日でした。

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創業当時から、一度も値上げしていないそう。煤けたメニューが郷愁を誘う。

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おばあちゃん、おいしかったよ、また寄るよ、いつまでもお元気で…。
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